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Vol. 001
“殺しのライセンスを持つ賞金稼ぎ” バウンティーハンター |
逃亡犯人を追跡し逮捕連行して報酬を稼ぐバウンティーハンター(賞金稼ぎ)。
それって警官の仕事では?と思うかもしれないが、これはれっきとしたアメリカ政府公認の仕事で、警察やFBIなどに代わって法を執行する、正式にはFRA(Fugitive
Recovery Agent=逃亡犯人逮捕連行捜査官)と呼ばれるプロフェッショナルである。
アメリカには州ごとに法律があるから、逃亡犯が州を越えてしまうと州警察は追うことが出来ないというやっかいな問題がある。でもバウンティーハンターにはそれがない。犯人がそこにいるとわかれば、捜査令状や逮捕状なんていう面倒くさいものもなしで、どの州にいようとも、いつでもどこでも踏み込むことが出来るという。さらには、いかなる武器や手段を使ってもOK。危険が迫れば、「合法的に」犯人を殺してもいい。まさに“殺しのライセンス”を持っているわけである。
では彼らのターゲットは何者なのか?
それは罪を犯して起訴されて留置所にぶち込まれたけど、保釈金を払ってシャバに出たあとにずらかった奴らだ。アメリカにはベイルボンズという保釈金立替屋がいて、被告に代わって保釈金を裁判所に支払う仕組みがある。被告が予定通りに裁判所に戻ってくればいいが、トンズラしてしまうとベイルボンズは180日以内にとっ捕まえて裁判所まで連行してこないと、保釈金が没収されてしまう。だから、被告がトンヅラすると、バウンティーハンターの出番がやってくるわけである。
報酬は保釈金の20%が相場。ときには50%というのもあるらしい。
ホリエモンの保釈金は確か3億円だったから、20%だと6000万!
まあ、日本だし、彼は逃げずにちゃんと裁判所に来た。
それ以前の問題として、ベイルボンズに立て替えてもらってないから、どうでもいいか・・・。
話は飛んだが、アメリカでトンヅラする被告なんていうのは凶悪犯が多いわけだから、バウンティーハンターというのは命懸けの仕事である。
といっても無鉄砲なヤツが務まる仕事でもない。
逃亡犯を追跡するというのは並大抵のことではない。
クレジットカードの利用履歴から足跡を追ったり、情報屋を使ったり・・・。
普通の人にはなかなか出来ない。
ジャーナリストの大野和基さんクラスになると、同じ手法を使って取材相手を追跡したりしているらしいけど。
ところでこんなアメリカの物騒な業界にも日本人がいる!
荒木秀一氏。
かつて月刊PLAYBOY誌上で連載され、のちに出版されたノンフィクションがある。
まさにハードボイルドの世界で、セリフの一つ一つにシビレル。
荒木氏は常に手榴弾を身に付けている。それは逃亡犯に投げつけるためにあるわけではない。いざというときに自爆するためだ。
「自分の死に様は自分で決める。それもベストな死に様をな。日本のサムライは、そのためにハラキリをやったんだ」
それだけの覚悟がある人は、挑戦してみれば?
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| *ご注意:本コーナーで取り上げる職業は、別にお薦めしているものではありません。目指す場合はあくまで“自己責任”でお願いします! |
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